Switch使用ルール紹介【男の子ママの経験談】ゲームと勉強を両立する具体例教えます!

Switch使用ルールアイキャッチ

子供がゲーム大好き!一体いつになったら宿題をはじめるの…というお悩みをもつ方、たくさんいらっしゃいますよね。

実は、我が家では息子に対して、Switchを購入してから5年間ほとんど「勉強しなさい!」と怒ったことがありません。

その秘訣は、Switchを購入する前にルールをしっかり決めておくこと、です。

この記事では、そんな我が家のSwitch使用ルールを具体的にご紹介します。
ポイントは、お勉強とゲーム時間をセットにしたお約束にしていることです。

子供の勉強とゲームの両立にお悩みの保護者の皆様に、参考になりましたら幸いです。

我が家のゲームに対するスタンス

いきなりルール紹介!と入りたいところですが、その前に我が家の方針としてゲームに対してどんなスタンスなのかお伝えしますね。

まず、Switchのゲーム自体が悪だとは思っていません。お友達とのコミュニケーションツールとしてありだと考えています。

ただ、依存性が高く上手につきあっていかなければならない娯楽ですよね。

そこで、ゲームは禁止はしないよ、ただやるべきこと(お勉強)をきちんとすませてから決められた時間内遊ぼうねという方針でルールを決めました。メリハリが大事!ということです。

Switch購入前に確認したいこと:お子さんは日常生活のお約束は守れますか?

Switch購入にあたってルール作りをすると書きましたが、ここで大切なことがあります。

それは、子供がお約束を守ることができるくらい心が成長しているか、ということです。

我が家の場合は、〇時になったらおでかけするから遊びはやめようね、おやつは3時にこの量だよ、と生活の中での約束が守れるようになったのが幼稚園年長さんでした。

そのため、我が家のSwitch購入時期は年長さんのクリスマスでした。

お子さんによっては、年中さんでもしっかりした子もいれば、小学校にあがってもなかなか自分の気持ちをコントロールすることが難しいタイプもいるでしょう。

なので、ゲーム機購入の適したタイミングは子供の性格によるのだろうなと思います。

子供がSwitch欲しいとねだってくるタイミングもそれぞれなので悩ましいところですが…

ですが、はじめから守れそうにもないお約束をしても親子で疲れてしまいますよね。

我が家のSwitch使用ルールご紹介!

いよいよ本題のSwitch使用ルールご紹介しますね!

ここで大切なことが、ルールを破ったらどのようなペナルティがあるかまでセットで考えることです。

ペナルティというととっても嫌な響きですが、これがないとルールを破ってもいいやと楽な方に流れてしまうので、お約束を守るうえでは大事だと思っています。

具体的には以下になります。

Switch使用ルール

  • 1回のゲーム時間は最大30分。
  • ゲームを連続で行う場合、30分の休憩時間を挟む。
  • 平日のゲーム時間合計は1時間まで。30分2セット。
  • 休日のゲーム時間合計は2時間まで。30分4セット。
  • 平日の朝ゲームをする時は、通学・通園準備が終わっていること。
  • 平日の午後、または休日にゲームをする時は、決められた勉強が終わっていること。
  • ゲームの電源入力ボタンはパパかママが押すので、はじめる前に声をかけること。
  • ゲーム時間が終了したら、Switch本体はパパとママの部屋に置くこと。

上記ルールが守れなかった場合のペナルティ

  • 1回ルールを破ったら、1週間ゲーム使用禁止。
  • 2回ルールを破ったら、2週間ゲーム使用禁止。
  • 3回ルールを破ったら、1カ月ゲーム使用禁止。
  • 4回ルールを破ったら、Switch没収。

上記のルールを紙に書いて、Switch購入の2週間前から部屋の壁に貼っていました。

そして、お約束が守れるならSwitchをクリスマスプレゼントにしようねと話をしていました。

各ルールについて設定理由と具体的な実施方法の紹介

1回のゲーム時間と休憩時間の設定について

30分と連続ゲーム時間の上限と休憩時間を決めたのは、一番は視力低下を防ぎたかったからです。

ルールを守るための工夫ですが、我が家ではストップウォッチを導入しています。

子供はゲームに熱中しているとどうしても時計を確認することを忘れてしまいます。

なので、画面と音の大きいストップウォッチを購入し、目の前に置いて視覚と聴覚から時間を意識するようにしました。

また、視力低下を防ぐためにゲームは手持ちではなく、テレビに映して画面から離れて遊んでいます。

1日のゲーム時間合計について

1日の時間上限については、各家庭で差がでるところだと思います。

我が家の場合このルールで時間が短いと息子が不満を言うことはありませんでしたが、これは周りのお友達のゲーム時間に左右されると思います。

子供にとって良くも悪くもお友達が世界の全てになりがちですよね。

息子の場合、Switch購入は周囲の子供より早く、ゲーム時間も長いほうだったようです。

ゲーム開始前にやるべきことの設定について

平日の朝からゲームをするというと驚かれることがありますが、やることを終えていて時間があれば遊んでいいよのスタンスだったのでこちらも可能にしました。

平日の朝の約束を決めてよかったことは、ゲームをやりたいから通園や学校の身支度をてきぱきとこなすようになったことです。

現在息子は小学校5年生なのですが、高学年ともなると平日帰宅後が忙しく、朝のゲーム時間が楽しみの一つとなっているようです。

幼稚園からの帰宅後は、ドリルなど決められた勉強をすませたらゲームという流れにしました。

幼稚園でこの習慣をつけていたので、小学校にあがってから宿題や勉強をすませてからゲームという流れがスムーズにできました

また、早くゲームをやりたいので勉強をさっさと終えようと、こちらも朝と同じくてきぱき行動するようになりました。

幼稚園や小学校で自主勉強として取り組んでいたドリルについては、また別記事に詳しく書きたいと思います。

ちなみに、幼稚園の時は天才脳ドリルの空間把握、仮説思考、数量感覚の初級を行っていました。こちらは遊び感覚で思考力を鍛えるために役に立ったと思います。

ゲーム機本体の取り扱いについて

Switch本体がいつでも触ることができる場所にあると誘惑になるかと思い、1日のゲーム時間が終わったら親の手元に回収していました。

視覚的にものが見えないということは子供にとって誘惑防止に効果があるのではと思いました。

実は親はこっそりNintendoのSwitchアプリで使用時間を確認したり、夜間起動しないように制限をかけてもいましたが…

電源ボタンを親管理にしたことも、勝手にゲームをはじめることを防ぐためです。

Switch購入後の息子の様子:5年間お勉強とゲーム両立できています!

実は、Switch購入後1ヶ月ほど経過した後、息子がゲーム時間を10分オーバーして遊んでいたことがあります。

その時はルール守れなかったねと話し、1週間ゲーム禁止にしました。

可愛そうかもしれませんが、ここで例え子供が泣き叫ぼうともしっかりペナルティを遂行することが大事なのではないかと考えています。

もしペナルティがなければ、子供は騒げばルールはなかったことにできると学んでしまうからです。

また、一度ルールを破って許したのに、二度目三度目と繰り返してしまうとゲーム禁止にすると大人が態度を変えることは、子供が混乱してしまうと思います。

息子の場合、その後ゲーム時間を大幅に超えることはなかったので、ペナルティを実施したのは5年間で初期の1回のみでした。

もちろん5分程度の時間オーバーはよくあるのですが、細かいところには目をつぶることにしています。

また、ストップウォッチをゲーム開始時間からわざと遅れて押そうとしたこともありますが、そういうときは背後からママ見ているよアピールをしていました。

お友達が遊びに来た時の考慮が抜けていた → 特別ルール追加

ここまで書くととても平和に過ごしているようですが、途中で一度ルール改定することがありました。

家の中で遊ぶだけなら当初のルールでOKだったのですが、お友達が遊びにきて一緒にSwitchで遊ぶとなるとうまくいかないことがでてきました。

この「お友達と一緒に遊ぶとき」ということについての考慮が抜けていたなと思います。

もちろんいろんなご家庭、お子さんがいるので我が家のルールを強制することはできません。

ゲーム時間が長くなるとそろそろやめようかと声をかけていましたが、声をかけすぎてうるさいお母さんだから息子の家に遊びに行くのはやめようとなるのもさみしいかなと思いました。

お友達が遊びにきたときの時間オーバーでペナルティをつけることはかわいそうだなと思ったので、特別ルールを追加しました。

お友達と遊ぶときの特別ルール

  • お友達と遊ぶときは一日の時間制限なしとする。
  • お友達と遊んだときに一日の制限をオーバーした時間については、その後1週間のSwitch時間から引くこととする。

つまり、例えば休日のゲーム時間上限は2時間であるところをお友達と3時間遊んだら、後の週のゲーム時間から1時間をひくよということです。月曜日と火曜日は各1時間遊べるところを30分ずつ、など。

このルールでよいかは息子と話し合いましたが、お友達と遊ぶときにいっさい口をださないということが嬉しかったようで、OKということになりました。

もちろん最初に決めたルールを守ることはとても大事です。しかし、盲目的にルールを厳守するのではなく、状況に応じて無理なく改善していくことも必要かなと思います。

そして、それぞれの家庭にあった、親と子供が納得できる形が見つかるといいですね!

ルールを作って良かったこと2つ:てきぱき行動、時間配分を考えられるように

1つ目は、小学校にあがってから帰宅後てきぱきと動き、宿題をスムーズにこなすようになったことです。

全ては早くSwitchで遊びたい思いからだとは思いますが、帰宅、おやつ、宿題、ゲームとだらだらせずに取り組んでくれるので、親子共々ストレスなく過ごすことができています。

小学校1年生からは宿題にプラスして進研ゼミや天才脳ドリルとは別のドリルにも取り組んでいます。こちらについてはまた別記事で書こうと思っています。

2つ目は、時間配分を考えるようになったことです。

例えば、平日に習い事があるからゲーム時間が確保できるかぎりぎりだと思ったときは、朝から当日分のドリルを先にすませてしまうことがありました。

休日におでかけする場合も、早起きして勉強とゲームを急いですませようとする姿が見られました。

〇時には予定がある、その前にこれを終わらせるにはこういう計画で動こうと段取りを考えられるようになったことは嬉しい変化でした。

余談:私の子供時代~娯楽禁止から漫画へ執着した経験から考えること

最後に、私自身の子供時代の経験が現在の考え方に大きく影響しているので書きたいと思います。

私は子供の頃いわゆるごく普通の公立の小学校に通っていました。

そのため、周りは勉強熱心な家庭ばかりではなく、ゲームや漫画、テレビといった娯楽に制限がない家がほとんどでした。

ですが、我が家はゲームも漫画も勉強に不必要なものは全て禁止でした。

その頃の、友達の会話に入ることができなかった悲しい気持ちをよく覚えています。

そして、中学校に入ってお小遣いがまとまった額もらえるようになると、親に内緒で漫画を買い集めるようになりました。もちろんばれてかなり怒られましたが・・・

ばれた後も漫画への熱意は止まらず、何度もこっそり買い集めたり、週刊誌を本屋で立ち読みしたりしていました。ゲームは高額だったので内緒で購入することはできなかった分、熱量が全て漫画に注がれていました。

禁止されると、余計に人って欲求が高まるというか、執着してしまうのですよね。

後々、大学生になって一人暮らしをして自由に生活する中で、執着する気持ちは落ちついてきました。ただ、いまだにジャンプなど週刊誌を定期購読する程度には好きです。

そして、私も親になった今は例えゲーム一つできなくても、その他は何不自由なく生活できていた自分は恵まれていたと理解できます。

そして、私の両親も決して嫌な想いを私にさせたかったわけではなく、私の将来を思っていたことも分かります。

ただ、自分の子供にはあの頃の私のような気持ちを経験させたくはないなと思っています。

もちろん、ゲームや漫画、時にはYoutubeやテレビなどの娯楽は勉強の邪魔になるかもしれません。

ではゲームをしていないからそのほかの時間しっかり集中して勉強しているかというと、意外とそうでもないことも多いのではないかと思います。

現に私は、次回はどこに漫画を隠そうかなど余計なこともたくさん考えていました。

昔に比べてはるかにたくさんの情報にアクセスできる今、身近な娯楽と上手に付き合っていく方法を幼いころから身につけることが大事なのではと考えています。

遊びと勉強、めりはりが大事!です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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