お子様の語彙力を鍛えたい!
でも、日々の生活の中で難しい言葉を使うのは大変だし、本もなかなか読んでくれないのよね・・・
そんなお悩みをお持ちの保護者の皆様へ。
効率よく語彙力アップするためには、言葉がまとまった学習本が効果的です。
語彙力を鍛えるための学習本は数多くありますが、飽きっぽい小学生、なかなか読んでくれないですよね。
そこで、漫画の力で楽しく読むことができる本を紹介します!
実際にわが家の息子から面白い!と好評だった本のみ選びました。
1番のおすすめ!角川まんが学習シリーズ のびーる国語無敵の語彙力 わかると差がつく1000
まず、我が家の一番のおすすめは、
角川まんが学習シリーズ のびーる国語 無敵の語彙力 分かると差がつく言葉1000です!
こちらがおすすめな理由は、まずなんといっても漫画が面白い!!
わが家ではこちらの角川の学習漫画以外に他社の語彙力系の漫画本も購入したのですが、
息子的に面白さナンバー1だそうです。
逆に言えば、漫画の面白さがいまいちなものがなかなか多いのです・・・
親の目から見ていいなと思ったところは、全ての語彙に対して4コマ漫画がついていること。
さらに、漫画の中にしっかりと語彙が入っていて、太線赤字で強調されているところです。
分かりにくいかと思うので、本の中にでてくる「案外」の漫画を例にします。
~「案外」漫画~
※のびーる君は可愛いゾウのマスコットキャラです。
男の子「のびーる君、なにか変わったことはない?」
のびーる君「とくに何もないゾ!」(ニコッ)
のびーる君の頭の上にはう〇こがのっている。
男の子「案外気が付かないものだな。」
少し汚い例になりましたが、小学生の、特に男の子ってこの手の話題好きですよね。
もちろん、全ての4コマ漫画がお下品なわけでは決してないので、ご安心ください!
なぜ漫画の中に語彙が入っていることが重要かというと、子供はたいてい漫画の部分しか読まないからです・・・。
どんなに分かりやすい、いい解説がついていても、よっぽど意識の高い子供以外はまずは漫画しか読まないでしょう。
なので、漫画を読むだけで語彙に触れられるというところが大きなメリットなのです。
意外と、語彙の説明だけ漫画やイラスト調になっていて、肝心の語彙が漫画に入っていない本も多いのです。
子供は漫画だけ読むので、語彙が頭に残らないというパターン、結構あります・・・
漫画の中ののびーるくんは癒し系で、りんごが大好き、しっかりしていそうでぬけたところがある可愛いキャラクターです。どっちが強い!シリーズでおなじみのジェイクも出てきます。
もちろん、漫画だけではなく意味の説明、類義語、対義語、関連語、詳しい使用例が載っているので、さらに詳しく情報を得ることができます。
デメリットとしては、語彙力、四字熟語、ことわざ、慣用句とタイプごとに別々の本になっているので、
全てそろえようとすると大変なことでしょうか。
個人的には、まずは無敵の語彙力1000を購入してみてから気に入ったら他の本にチャレンジしてみるといいと思います。
どの本も同じキャラクターが出てきて一貫性があるので、同じように楽しんで読むことができますよ。
実は角川の学習漫画は社会や理科も非常におすすめなので、別記事でぜひ書きたいと思います!
小学生おもしろ学習シリーズ 10才までに覚えて差がつく言葉大辞典1070
次におすすめする本は、西東社の
まんが10才までに覚えて差がつく言葉大辞典1070(小学生おもしろ学習シリーズ)です。
この本は、角川ののびーる国語の次に息子が面白いと話していました。
オールカラーで決まったキャラクターはいないものの、親しみやすい絵です。
漫画のイラストを描いている方が複数いらっしゃるので、途中で絵のテイストが変わることがあります。
息子はあまり気にしていなかったようですが。
すべての語彙に漫画がついています。ただ、全部4コマではなく、1コマの漫画の場合もあります。
そして、角川ののびーる国語と同様に漫画の中にしっかりと語彙が入っていて、太線赤字で強調されています!
楽しく漫画を読むだけで語彙に触れられる本です!
角川ののびーる国語との違いとしては、本の間におもしろ言葉ランドというクロスワードパズルなど面白いゲーム調の問題がでてきます。
本で学んで、クイズを解いて楽しく語彙力が定着できるところはメリットですね!
また、小学生おもしろ学習シリーズはことわざ、四字熟語、慣用句が一冊にまとまっています。
言葉以外に慣用句や四字熟語にも興味があるけれど、角川だと何冊も買わないといけなくて大変・・・と考えている方にはこちらがよいでしょう。
ただ、角川ののびーる国語と比べて厚みが2センチ強ほどあり、ずっしり重たいです。
ちなみに、のびーる国語は文庫本サイズです。
小学生おもしろ学習シリーズ 完全版 ことわざ・四字熟語・慣用句大辞典1120
なお、わが家では購入していないのですが、2024年に小学生おもしろ学習シリーズの語彙力本が新しく発売されているようです。
ただ、少し調べた感想を述べると、オールカラーでイラストは綺麗なのですが漫画の要素は薄まってしまったかなと思います。イラストつきで説明が詳しくなったという印象です。
漫画を読みたいなら、10才までに覚えて差がつく言葉大辞典1070がおすすめです。
お子さまの語彙力を鍛えたいとお悩みの保護者の皆様の参考になりましたら幸いです。