【完全版】小学生算数思考力・応用ワーク徹底比較!おすすめ問題集

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我が子に算数の思考力・応用力を身につけてほしいけれど、市販教材は種類が多すぎて何を使ったらいいか分からない!

やっぱり塾に行くしかないの?とお悩みの保護者の皆様へ。

この記事では、小学生の息子が実際に使用して算数の思考力・応用力アップの効果を感じたおすすめワークを紹介します。

教材探しに1番大事なことは、お子様のレベル、そして保護者の皆様の求める力に合った本を見つけることです。

そのため、各教材の特徴を分かりやすく示すため、マトリクス図にまとめました。(私と息子の主観に基づきます。)

縦軸が難易度、横軸が教科書準拠か否かです。教科書準拠ではないということは、その場で問題文から設定を読み取る思考力を問う教材という意味です。

算数問題集比較の分布図

上のマトリクス図で紹介した教材は、求める力別に3つのグループに分類できます。

グループ名(求める力)教材名特徴
教科書を理解する基本の力教科書ワーク
教科書ぴったりワーク
とにかく教科書の内容を徹底的にマスターするにはこの2冊。
カラーでわかりやすく、取り組みやすい。
2冊の間に構成や内容で大きな差はない。
教科書を越えた応用力小学ハイレベルワーク
受験研究者 応用問題集算数
Z会グレードアップ
教科書の内容をベースにしているが、問題の大半は応用問題。
ハイレベルな教科書プラスアルファの力を求める方におすすめ。
思考力と柔軟な発想力算数ラボ
サピックス きらめき算数脳

Z会 思考力ワーク
教科書準拠ではない。
問題ごとに設定を読み取る力、思考力、時にはひらめきも必要。
教科書にとらわれない柔軟な思考力を求める方におすすめ。

応用力、思考力についての教材の詳細は以下でご紹介します。

なお、これらの教材は中学受験を目指す方を対象にしていませんので、ご了承ください。

教科書の知識ベースに応用力を鍛えるためのおすすめ本3選

【小学ハイレベルワーク】応用問題集はじめてのお子様におすすめ!

文理出版のトクとトクイになる!小学ハイレベルワーク 算数はオールカラーで内容もすっきり分かりやすい、取り組みやすい応用問題集です。

まずは教科書レベルの問題の解説から導入として入り、標準、ハイレベル、できたらすごい、とレベル別でステップアップすることができます。

ときおりコラム的な要素として思考力育成問題も入っていますが、ハイレベル問題の内容はあくまで教科書の知識をベースとしています。

今まで教科書レベルの問題集を解いていたけれど、はじめて応用問題にチャレンジしたい!というお子様にぴったりです。

【受験研究社 標準問題集算数】中学受験前の教科書の復習にぴったり!

受験研究社の標準問題集算数は、「標準」とつきますが、難易度は小学ハイレベルワーク 算数より上だと感じます。

将来受験を考えているけれど、その前にまずは教科書の知識をしっかり身につけたい、そのうえで応用問題にもチャレンジしたいという方に向いています。

問題の内容は教科書準拠です。ステップ1、2、3と問題の難易度が上がる仕組みです。

受験研究社さんはハイクラステスト算数という中学入試の過去問が使用された問題集も出版しています。大きな構成は似ています。

【Z会グレードアップ問題集】教科書理解と思考力アップ両方のバランス型!

Z会のグレードアップ問題集は、教科書ベースの応用問題集のグループにカテゴリ分けしましたが、他2冊とは異なり読解力や思考力が必要になる問題が多いです。

問題をぱっと見る印象は思考力系のワークに似ているかもしれません。ですが、しっかり設定を読み込むと教科書をベースにした知識で解くことができます。もちろん応用力も試されます。

目次には、例えば小学6年生の場合「拡大図の拡大縮小」など、どの単元を元にしているか見出しとして明記してあります。

様々な力をバランスよく身につけることができ、なおかつお値段も良心的!私も息子も大好きなおすすめ教材です。

応用問題集おすすめについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

思考力と柔軟な発想力を鍛えるためのおすすめ本3選

【算数ラボ】コスパよく良質な問題を求めている方におすすめ!

算数ラボはお値段が良心的なことに対して問題数はボリュームしっかり、そして質の高い問題揃いととてもコスパの良い思考力ワークです!

問題の種類も図形、計算、データの変化からの推測、文章からの論理から思考するものとバリエーションがあります。

ちなみに算数ラボ10級が小学校1、2年程度で、その後9級8級と難易度アップしていきます。

カラーではなく、キャラクターもいないので娯楽要素は少なめですが、息子は面白いらしく好きなワークの1つです!

個人的には、余白がしっかりあるので思考の過程を書き込むスペースがたくさんあって嬉しいです。

【サピックスのきらめき算数脳】ハイレベルな思考力と読解力が必要な良問揃い!

中学受験において誰もが知っている大手塾、サピックスの思考力系ワークです。

さすがサピックスといいますか、はじめて触れる設定だったりしっかりと考えさせられる良問揃いです!そして難しい!

算数の知識だけではなく、読解力、推測する力、様々な力が試されますね。

小学〇年生用、と記載がありますが、並みの対象学年の子供は解けないんじゃないか・・・と思います。

息子の場合、対象学年マイナス1のワークから取り組みました。

お値段も算数ラボと比べてしまうとなかなかですが、算数が得意で良質な思考力ワークを探しているお子様におすすめです!

【Z会 思考力ひろがるワーク】複合教科型。ゲーム形式の問題が好きな方におすすめ!

Z会の思考力ひろがるワークは、算数がメインですが、理科、社会、国語の要素も取り入れた複合学習の問題も多く含まれている面白いワークです。

近年、大学受験でも教科を跨いだ問題が出題されていますよね。

入門編、基礎編が小学校低学年、標準編が小学校3年生以上対象だそうです。難易度は対象学年相応かと思います。

ワークが「はっけん」「あなうめ」「ならびかえ」などのテーマに分かれて作成されており、出題形式がゲームのようで子供心をくすぐります。

オールカラーですっきりわかりやすい構成であることも魅力です。

面白いので、思考力ワークはじめてのお子様におすすめできる1冊だと思います!

思考力系ワークおすすめについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

お子様の算数の教材探しにお悩みの保護者のみなさまの参考になりましたら幸いです。

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