科学漫画サバイバルシリーズは、面白くて理科の勉強になることで小学生に大人気です!
ですがシリーズは90作越え、全巻揃えるのはなかなか難しいですよね・・・
サバイバルが気になるけれど、多すぎてどの巻を買ったらいいか分からない!
そんなパパママさんに向けて、特におすすめの本をランキング形式でご紹介します!
小学生男子の息子目線、ママ目線、そして対象のお子様が小学校低学年の時から高学年の場合と様々な視点から選んでいます。
お子様の好みに合うサバイバルシリーズ本を見つけるために、参考になりましたら幸いです。
小学生男子が選ぶサバイバルおすすめランキング!
まずは、小学生男子の息子が選んだランキングからご紹介します!
1位 昆虫世界のサバイバル

1位は昆虫のサバイバルです!
小学生男女3人が田舎で遊んでいると、ある日突然体が小さくなってしまいます。
せまりくる昆虫と戦ったり、ときには昆虫の不思議に心を躍らせながら元の体に戻ろうとする、ドキドキワクワクのサバイバルストーリーです!
実は息子が読んでいたのは初期バージョンで、今は改訂版が出版されています。
初期と改訂版、絵柄が明らかに違いますよね!
息子は初期の絵も好きなようですが、私は圧倒的に改訂版が好きです。
ストーリー自体は大きく変わってはいませんが、主人公が男の子から女の子に変更されています。
冒険は女の子も好き!ジェンダーレス社会ですね。
初期作では子供が喜ぶようなおならといった、見方によってはお下品なネタが多かったのでどう改定されるのかなと思っていたのですが、直接的な表現は避けながらうまくそのままネタは描いていました。(お花摘みに行くね、など)
身近な昆虫のお話で、息子にとってとても興味深く何度も何度も読んだ作品です!
2位 無人島のサバイバル

無人島のサバイバル、男の子心がわくわくするようでとっても好きな作品だそうです。
息子はマイクラのサバイバルも好きで、何もないところから作り上げて頑張って生活するということが楽しいのでしょうね。
この無人島のサバイバルは、サバイバルシリーズの中でも初期作です。
絵柄も近年の作品とは違って、ギャグ寄りですよね。
実際内容もややお下品なネタ、そして主人公の男の子はとてもやんちゃでおじいちゃんにげんこつで怒られます。
そのはちゃめちゃ具合が息子には面白いそうです。
ママさんによっては顔をしかめるかも?好みが分かれるかもしれません。
3位 人体のサバイバル

人体のサバイバルは息子も好きですが、私も文句なくおすすめするサバイバルシリーズの代表作といってもいい作品だと思います!
主人公ジオと博士が特殊な装置に乗り込んで小さくなり、野生児ピピちゃんの体に入って人体探検をします。
ところがピピちゃんは暴飲暴食をするため、体の中は大混乱!
冒険を通して体の機能について学びながら、体の外へ脱出するドキドキのストーリーを楽しめます。
息子の感じる面白いのポイントは、自分の好きなこと、身近なテーマ、ギャグが多い、がポイントになっているなと思いました。
小学生ママが選ぶサバイバルおすすめランキング!
小学生男子ママの私からのおすすめは、はじめてさん向けと大きくなったお子様向けの2パターンでご紹介したいと思います。
サバイバルシリーズはじめてさん、小学校低学年のお子様へのおすすめ
1位 人体のサバイバル

サバイバルはじめてさん、小学校低学年のお子様へのおすすめ1位は人体のサバイバルです!
小学生の息子のランキングでは3位でしたね。
絵が綺麗でストーリーも面白く、小学生が好きそうなギャグも入っていますが下品になりすぎることはないので安心して読むことができます。
登場人物がよくキャラがたっていることも面白さの1つです。
ジオは少し調子にのることはあるけれど、行動力といざというときの発想力があります。
ピピちゃんは見た目は可愛い女の子ですが、よく食べちょっとがさつ、でも優しいところがあります。
ケイは潔癖症で神経質、真面目でよくピピの行動に驚いています。
この3人のシリーズは基本はずれがなく、サバイバルシリーズの中でも最も登場回数が多いかと思います。
人の体は最も身近なテーマの1つです。この本を読んだ後にお子様と、
「さっきご飯を食べたから、本で読んだように口から食道を通って、今頃胃の中で消化しているところかな~。」とお話をしても面白いですね!
2位 昆虫世界のサバイバル

昆虫世界のサバイバルもとても面白いです!
小学生の息子のランキングでは堂々1位でしたね。
人体のサバイバルと比較するとギャグ要素や少し下ネタになりそうな要素が多めでしょうか。
ですが、改訂版なら直接的な表現は抑えてあるので、気にならない方が多いかと思います。
子供たちが小さくなって、自分より大きな肉食の昆虫と戦う様子が描かれるので、サバイバル要素満載でドキドキします!
場面もはじめは陸上、それから木の上に登ったり、最後は水の中への移り変わり様々な昆虫の生態を知ることができます。
昆虫は身近なところにたくさん生息しています。
お子さんとお散歩をしながら、草や木を観察して本で読んだ昆虫探しをすることも面白そうですね!
3位 恐竜世界のサバイバル

恐竜世界のサバイバルも面白いです!
まさに、理科学習漫画版のジュラシックパークの世界!
不思議な渦に巻き込まれて恐竜の住む世界に迷い込んでしまった男の子と女の子が元の世界に戻るため冒険をします。
息子も人体のサバイバルに負けないくらい、恐竜世界のサバイバルもいいかも、、とランク付けを迷っていました。
恐竜の知識が得られることはもちろんですが、竹やりづくりや食べ物のことなど、意外とサバイバル知識も身につきます。
こちらも昆虫世界と同様に初期に発行された巻と、改訂版があります。
基本的なストーリーは変わりませんが、登場人物とイラストが違っています。
改訂版の方が絵が綺麗です!
小学校中学年以上のお子様へのおすすめ
1位 AIロボット世界のサバイバル

このAIロボット世界のサバイバルは現時点2025年9月のサバイバルシリーズ最新刊です。
サバイバルシリーズは何冊も読んでいるのですが、特にこの本は親子共々勉強になりました!そして面白い!
今年買ってよかった本ナンバー1かも・・・!と思いました。
ChatGPTが台頭してからこの数年、AIは飛躍的に進歩していますよね。
この本には、AIはどのように学習するか、どんな種類があってなにが得意か、身の回りにどのように利用されているか。そして便利さとともに悪用された時の危険性も説明されています。
主人公は、人体のサバイバルと同じくジオです。ジオは仲間とともに、AIで作られたキャラクターが仕掛ける悪行を阻止しようと奮闘します。
敵のAIキャラクターはゲームの世界の人物なので、戦闘がゲームを模して行われるところも面白いです。
AIの情報は難しい言葉が多いですが、ストーリーやセリフにうまく組み込まれています。
この、漫画を読んだだけでも知識に触れられるという作りがいいですよね!
もちろん、漫画の後に付属するコラムも興味深い内容ばかりです。コラムまでしっかり読み込めば、ちょっとした大人向けのAI勉強本を読んだのと同じくらいの知識が得られるのではと思います。
最後に、さらに続きを感じさせるような描写もあり、また次回作もできるのかな、、、と楽しみにしています!
実は、AIのサバイバルは過去にも発売されています。
2018年発売で、ChatGPTが登場するよりずっと前ですね。
2025年発売のAIロボット世界のサバイバルは、この前作AIのサバイバルで敵だった人工知能マキナが味方となり、ジオたちと一緒に戦います!
ターミネーターみたいで、ワクワクする展開ですよね!
AIのサバイバルを読まなくても、AIロボット世界のサバイバル単体で読むだけでも十分ストーリーは理解できます。
気になる方は、あわせて読むとより面白いかもしれません。
これからの社会、AIはますます生活に必要なものになってくるかと考えられます。
コンピューターとかAIってなんだか難しそう、と避けずに気軽に漫画から学んでみましょう!!
2位 新型ウイルスのサバイバル
AIロボット世界のサバイバルが発売されるまでは、この新型ウイルスのサバイバルが私の中で長らく1位でした。
皆様まだ記憶に新しい、コロナを警戒していた頃発売され、親子共々なるほどと興味深く読んだものです。
こちらも、メインのキャラクターは人体のサバイバルと同じジオ、ピピ、ケイの3人です。
やはりジオシリーズは面白い!ジャングル探検に出かけたジオたちですが、仲間が謎の感染症にかかってしまいます。
せまりくる感染症からどうやって身を守ったらいいか、ジオたちは無事ジャングルから戻ってくることができるのかドキドキのストーリーです。
漫画を読むと、まずウイルスと細菌の違い、ウイルスはどのように体に入ってきて、体はどのように防御する仕組みがあるか、そして予防のために何が有効か詳しく理解することができます。
当時話題だったコロナウイルスの説明もあり、息子はなるほど!と興味をもって読んでいました。
今も毎年風邪やインフルエンザが流行ります。
お子様に手洗いうがい!マスク!といっても、なぜそれらが大事なのか分からないとなあなあになりがちですよね。
ウイルスはこんな風に体に入ってきて、こんな大変なことになるよ、と仕組みが分かることは、息子の場合日頃の手洗いの意識改善に繋がりました。
親である私も、細菌とウイルスの違いを改めて学んで除菌の方法を見直しました。
親子でとても勉強になった本でした!
3位 月のサバイバル
月のサバイバルも2025年に発売された新しい巻です。
元気いっぱいの女の子ダイヤが主人公になります。
ストーリーは3人の子供達が月へ科学調査に向かい、そこでピンチに見舞われますが力をあわせて乗り越えるお話です。
AIと同じく、宇宙開発も近年の発展は目覚ましいものがありますよね。
本作には、アルテミス計画や日本の無人探査機SLIM、宇宙エレベーターのこともコラムに載っており、最新の宇宙開発の情報に触れることができます。
もちろん、ロケットの仕組みや宇宙はどのような環境か、太陽系の惑星について、月の周期についてなど勉強に役立つ情報も満載です。
実は、2008年に宇宙のサバイバルという本が発売されています。

こちらは子供たちが国際宇宙ステーションの滞在を目指すお話です。
月のサバイバルはいきなりロケット発射時点からスタートしますが、宇宙のサバイバルは飛行士になるための訓練の様子が詳しく描かれています。
情報としては月のサバイバルのほうが最新の知識が含まれていますが、宇宙のサバイバルだからこそ分かる内容も多く、両者に良さがあると思っています。
宇宙に興味があるお子様でしたら、両方とも読んでみることをおすすめします!
お子様が宇宙に興味があるか分からないけど試してみたいというご家庭でしたら、月のサバイバルは1冊完結型なので導入によいかと思います。
宇宙のサバイバルは3冊完結なので、全部買うとそれなりに費用がかかりますからね。
いかがでしょうか。
サバイバルシリーズ何を買ったらいいの?とお悩みの保護者の皆様の参考になりましたら幸いです。